【ヨルダン】浮遊できる湖、死海でなら列海王みたいに水上を走れるのか
昔から水が嫌いでした。特に海は、日焼けするし、塩で股が痛くなるし。でもヨルダンといえば、恐ろしい塩分濃度が自慢の死海だそうです。そして新聞読みながらぷかぷかは楽しそう。「おれ死海で浮いてきたんだぜ」って一応言いたいので、浮いてきました。
急浮上した死海で楽しむ2案
せっかく死海でぷかぷかするからには楽しまねば。2つのやりたいことが浮かびました。
①死海泥パックを塗りたくって、お肌つるつるになる。お土産屋で買いました
②刃牙の列海王みたいに水の上を走る。浮力がある死海なら多少走れるのではないか
なかなかわくわくする2案が浮かんだので、楽しみになってきました。死海だけにいい案も浮かびやすいというわけです。
同じホテルで一緒になった男三人で死海に向かいます。「まあ、一瞬いいやろ、死海入るの。いった事実あればな。写真撮って、金もったいないし」。こんな会話がアラサー男子3人が交わされながら。一緒に行った関さんのブログを見て、アラサーが強調されすぎていて、年をとったな、と思いました。死海くらいで浮かれるわけにもいきません。
死海に行って楽しむアラサー - 旅人美容師 旅をしながらコミュニケーション 人見知り美容師の旅行記
定番の新聞は、関さんが盗みのテクニックを駆使して、店から古新聞をパクりました。(ちゃんともらってました)
見えてきました。一気にテンションが上がります。
浮いとる。
浮いとる。
関さん浮いとる。
行くぜ。隣のおっさんは高値で僕が購入した泥パックを腹に塗りたくっています。昨夜、シリヤ人とサッカーして負傷した足が塩にしみて痛い。②は一瞬であきらめました。いつか行く機会があれば、万全の状態で水上走りに挑戦したいと思います。
おお、普通に浮く。なんもせんでも浮くんや。浮力すごいっていうよりも「最初から水ってこんなもんやで」ってくらい当たり前に浮きます。
死海って海抜マイナス400mなんだって。海水の塩分濃度は通常の約10倍だとか。苦いです。一眼レフ持ちながら浮いとるで。
水上走りはアラフォーになってから、泥はおっさんのお腹に
泥はちゃんと塗りぬりできました。おっさんが腹に塗りまくり、地元の人がみんな「くれくれ」いうてきたので、少ししか塗れませんでした。
ちょっと浮かれすぎて、シャワーで裸に近い状態になり、割とまじめに怒られたので、反省しました。代わりに謝ってくれる関さん。
お土産に食べる死海の塩を買いましたが、ホテルの人に聞くと、「これ死海って書いてないぞ。普通の塩だぞ」っていわれました。お母さんに死海の塩を使った入浴剤を送ってあげましたが、「さっそく食べてみるちゃ」ととち狂っていた連絡が届いていたので、僕の指摘を見る前に食べてなければいいな、と思いました。
大勢の飲み会とか送別会って行く前は面倒くさいですよね。でも行ったらめちゃくちゃ楽しんでしまう。死海も最初は乗り気じゃなかったけど、めちゃくちゃ楽しんでしまいました。おれ死海に行ってきたんだぜ。
ヨルダンの記事はこちら ⇊
お隣、イスラエルの記事はこちら ⇊
本好きはぜひ ⇊