元新聞記者の「世界道中、旅の途中」

元 新聞記者 世界一周旅記録

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2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【エジプト】三大うざい国!あれ、全然うざくない

エジプトと聞き、何を連想しますか。ピラミッド、ラクダ、ミイラ。一大観光立国であるとともに、実は、世界三大うざい国の一つでもある。そんな不名誉な枕詞を付けられているが、僕はこの国が一瞬で気に入った。民度の高いヨーロッパゆるゆるの旅を終え、緊…

【ギリシャ】いま幽霊が通った、とかなんとか

ギリシャ・アテネで滞在して4日間くらい。相も変わらず大学生のA君と一緒にいた。2日後にはエジプトに出発する。最後のヨーロッパの国。少し緊張するアフリカを直前に控え、2人とも高揚気味だ。そんな緊張と期待のアフリカ。その夜、奇妙なことが起こっ…

【ギリシャ】子どもの金がじゃらじゃら鳴った

海外に出ると、日本では見かけないような本格的な物乞いを見掛けたり、思わぬ差別の現場に出くわすことが珍しくない。それを目撃することが「海外に行って価値観が変わった体験」とかなんとか、いう人もいる。価値観が変わったっていう表現はお客様っぽくて…

【ギリシャ】働けギリシャ人、働きすぎだ日本人。帯状疱疹で病院へ

ギリシャの首都・アテネに到着し、背中の発疹を治療するため、病院に行くことにした。放漫経済でEUのお荷物になっている感のあるギリシャの人々は、見た限りぜんぜん働かない。1分1秒でしのぎを削る、なんとなくぎすぎすとした日本人にとってそれは「も…

【トルコ】イスタンブール観光。再び、拝啓テロリスト様。

紆余曲折あってやってきたトルコ。4日間の滞在だけだったけど、人よし、雰囲気よし、動物よしでめちゃくちゃ気に入った。ISのテロや、軍部のクーデターがあって治安について少し心配してたけど、2万円分の価値は十分ありでした。

【ブルガリア】「不可抗力」のトラブルにより飛行機キャンセル、もういいや、ターキーに行こう

いやぁ、困ったことになった。いまはブルガリアの首都ソフィア。ヨーロッパ周遊も終わりを迎え、アフリカに突入する間近です。なんとなく順調に進んできたヨーロッパも最後の最後で困ったことになった。

【海外文学】必読小説9選。おすすめランキング

海外文学は難しい。文章もちょっとかたいし、なにより名前がややこしい。アレクセイ・フョードロウィチ・カラマーゾフって覚えれるわけないやん。そういうわけで、途中で断念してしまう人も多いのでは。しかし、日本文学だけ読んでて、数多ある海外作品に手…

オーストリアは音楽、ハンガリーは温泉らしい。間が持たんので【クイズ】をしよう

オーストリアといえば音楽で、ハンガリーといえば温泉らしい。そういうことなので、すっかり飽きてしまったヨーロッパの雰囲気。広場を中心に旧市街が広がっていて、教会やら博物館やらある感じ。そこらへんは無視して、面白そうなとこだけいってきた。

フランクル【夜と霧】を読んで。アウシュビッツ訪問から一週間

アウシュビッツ強制収容所を訪れた直後に読み始めたヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読み終えた。思っていた本と全然違った。ホロコーストについて記述した本なので、強制収容所の凄惨な描写が中心だと思いきや、人に対する優しくも厳しいメッセー…

【スロバキア】漂うひらぱー感、つまり、いぶし銀

チェコプラハからバスで、やってきたのはスロバキアのブラチスラバ。知識なく訪れてもたいていは「こんなんあったんや」ってなるけど、ならないスロバキア。プラハやウィーンなど一大観光地と一線を画した、ひらパー感が漂っていた。

【チェコ】「変身」のフランツカフカのルーツを辿る。プラハにて

「ある朝、グレゴール・ザムザが夢から覚めると、自分がベットの上で一匹の巨大な毒虫になっていることに気付いた」。フランツ・カフカにぴんと来なくても、代表作の「変身」のこの書き出しを知らない人はいないでしょう。せっかく立ち寄ったので、カフカ出…

【ポーランド】ワルシャワ観光。3時間待ち「コペルニクス科学センター」大満喫

ポーランドには3大偉人っていうのがいるそうです。知ってますか。天文学者コペルニクス、ノーベル物理学賞を受賞したキュリー夫人、そして作曲家ショパン。全員超有名人。ワルシャワには銅像があちこちにあります。

【ポーランド】アウシュビッツ収容所。今の時代にできること

7月末、相模原市の障害者施設で殺傷事件を起こした容疑者は、ナチス・ドイツの思想に受けたという。「恐ろしい考え」と切り捨てたらそこでおしましだが、「障害者は生きる価値がない」という優生思想は、70年以上前の時代特有のものでなく、弱い心を持っ…