【ポーランド】海外でカメラ壊れた時の絶望感。6D復活ッ、復活ッ!!!!!
ウクライナにいた1カ月前から調子の悪かったカメラが、ポーランドのワルシャワで死んだ。パソコン、アイパッド、カメラの3種の旅道具の一つのカメラが死んだ。
キャノン最高傑作の6Dさん。kissさんとはLEVELが違う。レンズのピンとが合わなくなり、本体とレンズの接触が悪くてエラーになり、レンズを保護していたフィルターが割れた。落としたわけでなく、少しずつダメージを追いながら一緒に旅をしていたけど、とうとう死んだ。これを客死という。
思い起こせば、もうかれこれ6Dさんとの出会いは4年前ほどになる。仕事でも使っていたので、4年間ほぼ毎日使っているという相棒ぶり。想定撮影枚数3億枚。酸いも甘いも一緒に経験した中である。6Dさんが大けがした状態で、旅を心から楽しむわけにはいかない。ワルシャワ観光はなし!! 6Dさんの復活に全力を傾けることにした。
まず保険会社に問い合わせた。できれば、修理代金はすぐにもらいたい。できれば新しいレンズを買う金を補てんしてもらいたい。まず、友達に保険会社に電話してもらって、どれがベストか聞く。
壊れたカメラを日本に持ち帰り、日本で直すと修理相当分がもらえる。
同じ国に一カ月以上おるのであれば、海外でも修理代金はもらえる可能性がある。
海外で修理出すなら、故障している部分が分かる写真を撮って修理代金の領収書とともに帰国後の提出する。
ふうむ、なるほど。新しいレンズを保証してもらえたり、すぐ修理代金もらえるといのは、ないのだね。この野郎。
すぐに復活させて次の街に行きたいので、レンズを買うためカメラ店を探すことに決めた。「camewa warsaw」で検索して上位に出てきた店にかたっぱしから出向くことにした。
レンズ、どれも高けえ。8~10万円くらいするんだけど。これは無理や。中古もなかなか見つからん。正規店っぽいとこいくと修理には10日以上かかる上、代金は修理してからでないとわからんとのこと。困った、困った。
カメラ店の人に、紹介してもらった場所に行った。これが無理ならあきらめよう。安いカメラ買ってしのごう。カメラ店が他のカメラ店を紹介するのもどうかと思いながら、カメラ復活の旅2日目の夕方、とぼとぼ歩いてお店に到着。地元感が満載ですな。
おっさんはポーランド語しか話せない。「カメラレンズいくらや!!」「9万円やな」。「修理いくらや!?」「250ズウオティ!!」。6500円!!これは安い。しかも、カメラ見てもないのに、大丈夫なの。問題はどれくらいかかるか。「3日や」「!!!!????」。おっさんの有能ぶり。スムーズに商談が成立した。
3日の間にアウシュビッツ収容所に行って帰ってこれば、多少無駄だが、そんなに無駄じゃない。しかも、代わりのレンズをただで貸してくれるってよ。いたりつくせりやな。いい奴過ぎて、貸してもらった代金払うって言っても、いらんてよ。
3日後。少し不安になりながら、おっさん、カメラはどうや。おうおう、って感じで笑顔がおっさんが迎えてくれた。カメラ直ってる。 レンズフィルター、カバー、キャップ着けてフル装備だ。
6D復活ッ!!6D復活!!刃牙が復活したときを喜ぶ列海王はこんな気持ちだったんだろう。
とりてえ、写真とりてえ。ポーランド語で修理証明を書いてもらい、帰国後、保険会社に提出します。ポーランド語で大丈夫なんかな。
おっさんパシャリと一枚。思わず握手してしまいましたぞ。
うれしくて宿でパシャリ。6Dじゃないとこんな決定的な写真は撮れないよね。
次回はアウシュビッツ収容所編。真剣に書くで。