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元新聞記者の「世界道中、旅の途中」

元 新聞記者 世界一周旅記録

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眠れない夜に読みたい本おすすめ5選。不眠の夜の過ごし方は読書で

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 不眠大国日本。眠らない夜の過ごし方は人それぞれですが、誰にも邪魔されない静かな夜こそ、心にしみる本があるはず。ランキング形式でおすすめを紹介します。

 かくゆう僕も、冷蔵庫の「ヴィーン」という音が気になって眠れなくなるほど、寝つきが悪い。その時の気分に合わせた説明を付しているので参考にしてください。

 

5位 疲れすぎて眠れぬ夜のために

 みがあって眠れない人にー「向上心は持たない方がいい」「苦手な人と付き合う必要がない」という楽な生き方を推奨している。考え方を変えれば、仕事での悩みや人生の不安も瑣末なことに思えてくる。日本の社会や歴史を踏まえながら、内田樹節で論じ抜群の文章力と体験に基づいていて、とても説得力がある。

 難しい本と思いきや、めちゃくちゃわかりやすく書かれているので、内田樹に任せてしまえば、頭を全く使わず読める。

 

4位 サラバ!

 るく夜を乗り越えたいー独特のユーモラスが楽しい西加奈子の代表作であり、直木賞受賞作。主人公が(ちょっと笑ってしまう、いや男はまじで笑えない)不幸な事件に巻き込まれながらも、自分の生き方を模索していく。幼少期から30代まで長いスパンの人生を描いており、その都度登場する人物には強い個性があって、共感できる人がいるはず。人生は壮大な物語なんだな。

 もっと明るい気持ちで乗り越えたい人は同著者の杳子・妻隠(つまごみ) (新潮文庫)もおすすめ。

 

3位 杳子 (ようこ)

 学にどっぷり浸りたいー内向の世代」の代表作家の芥川受賞作。精神病を抱えた杳子と彼の物語。難解と感じるかもしれないが、独特の文体と表現でしか表現できないことがあると気づく。眠れないつらい夜だから、独特の世界観にどっぷり浸かってしまうのもいいかも。

 お笑い芸人で火花芥川賞ととった又吉直樹さんもおすすめの一冊で、脳みそが揺さぶられるやらなんやらいうてた。

 

2位 悪と戦う 

 現実の世界に飛び込みたいー高橋源一郎の中でも、わりにわかりやすい小説。世界は一つでなく、無数にあるという独特の世界観で描かれる。みんなそれぞれ生きている中で、「悪」と戦っている。それを押しつけがましくなく表現しているところがすごい。もしかしたら気づかないうちに僕らも「悪」になっているかも。最初のミアちゃんのお母さんのシーンは鳥肌が立ちます。いい世の中ってなんだろうって、夜にこそ考えを深めてください。

1位 国境の南、太陽の西

 かな夜の海にいる気持ちになるー村上春樹のいわゆるデタッチメントといわれる前期作品の中で、もっとも村上春樹らしい作品。満ち足りた生活を送る主人公が若いころに心を寄せた女性と再会する物語。後期作品と違い、言葉や小説の筋を追うよりも、村上春樹が丁寧に描くイメージにじっくり浸ることがこの小説を楽しむこつだと思う。最後の一行に村上春樹が描きたかったイメージそのものが凝縮されています。

 やれやれ、今日もうまく眠れそうにないな、ウィスキーからん。最後にこれを言いたいがために1位に村上春樹を選んだけでないので、悪しからず。

 

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