【ミャンマー】世界一危険な格闘技ラウェイを見学。チョー気持ちいい、らしい
ラウェイっていう格闘技知っていますか。調べてみてください。血まみれ、血みどろの戦いが世界一危険な格闘技という枕詞が決して大げさでないことを示しています。練習見学に行ってきました。
バンテージを巻いて、頭突きあり、関節技ありの命がけの戦い、男同士の意地を見せあうラウェイ。刃牙の地下格闘技トーナメントも、ラウェイ選手抜きで、世界最強っていってしまっていいのでしょうか。次回は呼んでくださいご老公。
鴨川ジムの一昔前の感じ
ミャンマーに住む日本人の方にご一緒させていただき、ジムを見学させてもらいました。
その方は半年くらい練習に参加しているそうで「参加する?」
「いえ、しません。旅は長いので」。迷わず断ります。
ヤンゴンの閑散とした裏路地を抜けると、「パンパン」とサンドバックをたたく音が聞こえてきました。この日は日本人が10数人参加するとのこと。女性もいました。
中に入ると、鴨川ジムの会長が現役だった時代のジム、あしたのジョーのどや街にあるジムが登場しました。手作り感があります。中には欧米人と思しき人が多くいました。
会長に才能を見出され、設備の整っていないジムで厳しい練習を続けて世界チャンピオンに上り詰めた不良ヤン君、というサクセスストーリーが容易に想像できます。
練習が始まりました。タイヤの上をぴょんぴょん。10分くらい、楽しそうだけど、これが結構きつそう。みんな汗だくでした。そしてタイヤが足りなくて、ぴょんぴょんできない人がいて、ちょっとかわいそうでした。
けりやパンチの練習をして、サンドバックをぶったたきます。サンドバックめっちゃ固いんだけど。思い切りたたいてるけど、いたくないの。
ほんで、サンドバックを支える木の柱が壊れないか、心配でした。
やっぱりやらなくてよかった
めっちゃくちゃきつそうでした。選手でなく、アマチュアのエクササイズ的なメニューだそうです。でも、かなり本格的。ここまで本格的なハイキックができるようになるまで、僕なら10年はかかりそうです。でも僕は、ここまで本格的なハイキックを切り出さなければいけない状態になるまで戦いません。
スポーツマンが続出
チョー気持ちいい!これは健康的だ!いい汗かいたわ!って、練習後、さわやかスポーツマンが続出しました。仮にも世界一危険と冠せられた格闘技の一部を経験した人間と思えない言葉が、飛び交っていました。
当然ですが、血みどろの戦いはありません。おそらくプロでも、練習で流血はないです。ラウェイ人口がいくらあっても足りません。僕はといえば、見学する間、蚊に刺されまくって、かゆみとの闘いになりました。
日本では僕の友達がキックボクシングの大会に出ると、妄言をはいて息巻いてます。死なない程度にかなり痛い思いをして、負けてほしいなって思ってます。腰痛に負けず頑張ってほしいです。格闘技ってそんなにいいものなんでしょうか。
ミャンマーおすすめ記事です ⇊ ゴールデンロックで風邪ひきたくなければ、ぜひ記事を参照してください。
旅に出る前に ⇊