【タイ】バンコクでラーメン。味よし人よし値段よし、そして裸エプロン
バンコク・カオサンといえば、ワッタナーさんの10バーツラーメン。日本円では約30円という価格破壊ぶり。とても優しい味がしました。裸エプロンも見れました。
値上げしても安いよね
ガイドブックには載っていないけれど、裏の観光地化としているのが、このラーメン屋さん。バンコクを訪れたら行かない訳にはいかない。7年前の記憶を頼りに、探しました。
カオサン通りに、平行して通っている目抜き通りの裏路地に面していたはず。
危険な匂いがするこの路地に入った直後、「ラーメン」と書かれた旗が見えました。結局1時間くらい探しました。
ここや。10バーツ硬貨を手に、日本語で書かれているメニューから選びます。おや、20バーツラーメンって書かれとるやないか。値上げしてる。20バーツラーメン。
倍に値上げって思い切ったことしたな。軽いショックを受けましたが、よく考えたら、20バーツでも約60円。それでもめちゃくちゃ安い。もともとが安すぎたんや。そう思いなおし、「②スープあり」を注文します。
この兄ちゃんが作ってくれます。
手際よく面をゆで、約3分間で昔ながらのラーメンが運ばれて行きました。
カップラーメンより安くて、早いて、人件費や材料費は一体どうなってるんだろ、などと考えながら、麺をすすります。うまい、素朴な味や。昔ながらのラーメンって感じ。一杯飲んだ後に、すすりたい。
ワッタナーはどこへ消えた?
完食した後、ある疑問が浮かびます。
そもそもワッタナーって何者?
兄ちゃんに尋ねます。「あなたがワッタナー?」「ノー」
配膳のおばちゃんに尋ねます。「あなたがワッタナー?」「ノー」
「ウェア イズ ワッタナー?」「アナザー!」
どこにおるんや、ワッタナー。次の日も兄ちゃんとおばちゃんしかいません。誰か教えて。
謎は解けませんでしたが、とても親切で、おいしかったよ。
そして裸エプロン、そしてラーメソ
さてさて、20バーツラーメンは夕方には閉まっちゃいます。入れ替わりのように開店する店を見つけました。最初の大通りをさらに先に行くと、いい笑顔の親父がいる。そして「ラーメソ屋 めっ激うま!」の看板が食欲をそそります。40バーツだけど、当然これでも激安です。これは期待。
親父! ラーメソ一丁! はいよ!
なれた手つきでラーメソ作りに取り掛かる親父。親戚のおじさんにほしいタイプです。
親父の背中がたくましいぜ。親父、日本では裸エプロンっていうんだぜ。
これもまたうまい。めっ激うまです。素朴で、老若男女おいしく食べられる親切な味です。ぜひ、名物になってほしいね。
ネットを調べると、日本のラーメン店がバンコクにもたくさん進出しているそう。おいしいもんね。兄ちゃんと親父の昔ながらのラーメンも、うまく共存してくれるといいな、と願います。
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