元新聞記者の「世界道中、旅の途中」

元 新聞記者 世界一周旅記録

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読み物、保存版

【エチオピア】ジンカ。唇に皿をはめ込む孤高の民族ムルシ族に会いたくて

例えばミャンマーの化粧の一つである「タナカ」は、特定の文化感覚に基づく美しさだと思う。欧米の美しさに慣れた僕らにとってみれば、ほっぺに白粉をべたっと塗る化粧はちょっと理解できない美しさだ。下唇に大きな穴を開けて皿をはめ込んだ迫力の民族、ム…

【スーダン】ジキルダンス。墓地でダンス・ダンス・ダンス!!!

故人の絵を記したルーマニアの陽気なお墓、石像が美しいウクライナの墓地。どういうわけか墓地というものに興味がある。イスラム教国のスーダンでは、墓地の中心で踊り狂う「ジキルダンス」という行事があるそうだ。これが予想を超えて素晴らしかった。

【ギリシャ】子どもの金がじゃらじゃら鳴った

海外に出ると、日本では見かけないような本格的な物乞いを見掛けたり、思わぬ差別の現場に出くわすことが珍しくない。それを目撃することが「海外に行って価値観が変わった体験」とかなんとか、いう人もいる。価値観が変わったっていう表現はお客様っぽくて…

フランクル【夜と霧】を読んで。アウシュビッツ訪問から一週間

アウシュビッツ強制収容所を訪れた直後に読み始めたヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読み終えた。思っていた本と全然違った。ホロコーストについて記述した本なので、強制収容所の凄惨な描写が中心だと思いきや、人に対する優しくも厳しいメッセー…

【チェコ】「変身」のフランツカフカのルーツを辿る。プラハにて

「ある朝、グレゴール・ザムザが夢から覚めると、自分がベットの上で一匹の巨大な毒虫になっていることに気付いた」。フランツ・カフカにぴんと来なくても、代表作の「変身」のこの書き出しを知らない人はいないでしょう。せっかく立ち寄ったので、カフカ出…

【ポーランド】アウシュビッツ収容所。今の時代にできること

7月末、相模原市の障害者施設で殺傷事件を起こした容疑者は、ナチス・ドイツの思想に受けたという。「恐ろしい考え」と切り捨てたらそこでおしましだが、「障害者は生きる価値がない」という優生思想は、70年以上前の時代特有のものでなく、弱い心を持っ…

【チェルノブイリツアー】後編・笑う人は不謹慎?原発観光地化を考える

ウクライナでは事故25年目となる2011年3月にチェルノブイリ原発事故ツアーを解禁した。思想家の東浩紀さんが中心となって日本の福島第一原発観光地化を計画するプロジェクトを進めているそうだ。大学生のときに起きた東日本大震災は3カ月後に訪れた…

【チェルノブイリツアー】前編・30㌔圏内から4号炉へ

旧ソ連、ウクライナのチェルノブイリ原発事故の現場を巡るツアーに参加してきた。2発ぶち込まれ、原発を一基ぶち壊した日本人として、ぜひ参加しなければ。ツアーの様子を記します。

【チェルノブイリツアー】予習編・キエフの博物館と日帰り現地ツアー申し込み

福島第一原発事故が発生した5年半前は大学生だった。当時は「おお、すごいこと起こったな」くらいなもんで、放射能もミリシーベルトといわれても全然ぴんと来なかった。たぶんほとんどの人がそうだったんじゃないかと思う。チェルノブイリ原発事故ツアーが…

【イスラエル】ユダヤ教「超正統派」はグローバル社会に流されず、無職でシルクハット!!!!

「神は何人だ?」と黒づくめでシルクハットをかぶったおっさんに腕をつかまれ、思わず逃げそうになった。

【イスラエル・パレスチナ問題】後編・超近代都市とゴーストタウン観光。テルアビブ、ベツレヘム、ヘブロンを巡る。

パレスチナ自治区にあるヨルダン川西岸の中心都市・ベツレヘムには、エルサレムのダマスカス門からバスに乗って、約1時間で到着する。イスラエル側が建設を進める隔離壁のほか、町の至る所には、平和を願い、イスラエルの占領を批判する落書きが描かれてい…

【イスラエル・パレスチナ問題】前編・超近代都市とゴーストタウン観光。テルアビブ、ベツレヘム、ヘブロンを巡る。

1カ月前、インド北部のガンジス川が流れるバラナシのゲストハウスに泊まったとき、間違ってイスラエル人でユダヤ人の部屋をノックした。「すまん」と謝ってすぐに立ち去ろうとしたけど、「待て、入れ」と半ば無理やり部屋に入れられた。

【イスラエル】後編・村上春樹のエルサレム賞受賞演説「壁と卵」をエルサレムで考える

村上春樹のエルサレム賞受賞演説の「壁と卵」を、英国の作家、ジョージ・オーウェルの1984年と1Q84から考える。続き

【イスラエル】前編・村上春樹のエルサレム賞受賞演説「壁と卵」をエルサレムで考える

村上春樹はエルサレム賞を受賞した2009年、エルサレムで「壁と卵」のメタファーを使った受賞演説を行いました。せっかくエルサレムにいるので、演説とパレスチナ問題について考えてみます。

【書評】奮い立たせたい時に読みたい本5選。おすすめランキング

小説が多いです。作家の高橋源一郎は小説について「いまそこにある小説は、わたしたち人間の限界を描いています」と書いています。架空の状況に架空の主人公を飛び込ませて、行動させるのが小説です。現実では考えられん状況に追い込む。江戸時代のタイムス…

【ミャンマー】拝啓テロリスト様、パコダ破壊はまじでやめた方がいい

皆さんはミャンマーと聞き、何を想像しますか。アウンサンスーチー?軍事政権?語感から猫っぽいと思われる方もいるかもしれません。僕も訪れる前はそんな単語しか浮かびませんでした。

【モンゴル番外編】旅のお供を探せ。バックパックの軽量化よりも大切なことがある

旅の大きな悩みの一つは荷物の選択だ。持ち物は最小限に、それでいて快適な旅を続けるためにはある程度の技術が必要だとも思う。でも、どんなに荷物がかさばっても、全く無駄であっても、旅には持っているべきものもある。

北京の中国人民抗日戦争記念館に行ってきた。中国から見た戦争、日本から見た戦争を考えた

インターネットの旅行サイトでは愛国教育テーマパークって紹介されていましたが、中国ではどのように展示しているのか、見てきました。

【書評】旅に持っていきたい本おすすめ5選。最高の旅のお供たち

バックパッカーなら暇な時間はもちろん読書です。沢木耕太郎の「深夜特急」のような、代表的な本は省きました。小説中心。もし興味を持ってもらえたら、空港にある書店では手に入らないかもしれません。大型書店で探してください。