【ケニア】ナイロビ観光。サファリはやめて、あいつに餌でもやるか。
ナイロビならば、みんなサファリツアーに行く。でもサファリには昔行ったことあるし、そんなに興味もひかれないのでやめた。でも、せっかくなのでサファリっぽいことしたい。なんか手軽にできることはないだろうか。そう思って宿にあった地球の歩き方を眺めていると・・・
キリン=ジラフ
ジラフセンターなるものがあるらしい。動物園では決して主人公になれないキリン。こういうマイナーで、マイナーなことに特化した施設こそ、サービスがよかったり、楽しめたり。満足するもんだ。
中国人カップル=いい人
中国人カップルと一緒に行くことに。ジェイソンは中国料理しか食わんけど、いろんなものをただでくれるいいやつだ。たぶん僕のことを本当に貧しいと思っている。モンちゃんはアジアで一番かわいい。3人でいるときは、中国語を全く話さず、輪に入れてくれて一緒にいてとてもくつろげる。
ローカルバスに乗って、中心部から約1時間、そこから30分後歩いて到着だ。1000シリング(約1千円)と割高。バスは23番のバス。途中、男2人は無視してモンちゃんと記念撮影する学生、かわいい子にでれでれでれするのは万国共通だなあ。ほんで全員ネクタイ長いな、ジラフセンター行くだけに。
キリン=舌長い
センターでは、職員が餌を無料で配っている。こうやって、餌を手のひらに載せると、長ーい首を伸ばして、ぺろりんちょ。餌持っている人を探して、ひたすらぺろりんちょ。ずっと食いまくっている。写真の人、めちゃくちゃ紳士なあげ方しとるな。
舌なげええ。紫色でざらざらしている。ぱくぱく食べてくれるので、かなり楽しい。こんなまじかでキリンを見るのも初めてだ。
地球の歩き方ではキリンの餌やれのはここしかないとか。はい、パク。はい、パク。無表情でひたすら餌を食いまくるキリン。三十分もすると、飽きてくる。隣を見ると、口移し!
これを見た、アジア一の美女、モンちゃんが口に餌をくわえた。まさか。モンさん、やるの?ぬっとキリンが迫りくる。すげえ。キリンの食べ方いやらしすぎるぜ。キリンがうらやましいぜ、って一瞬思ったけど、おっさんとかともチュウしなければいけないことに思い当り、やっぱりうらやましくないぜ。
これはやらんわけにはいかんな。餌をくわえて、挑戦。あごから鼻までべろんとがっつりべろんとしてくれる。
ああ、楽しかった。一回行けば、満足のパターンやな。変な感染症とかないのだろうか。大満足してコーヒーを一緒飲んで休憩していると、モンちゃんが尋ねてきた。「ところでキリン何回くらい見たことある?」「え、千回くらいはあるやろ」「キリンきょう初めて見たわ」。まじか。初めて会ってチュウか。すごいな。終わり。