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元新聞記者の「世界道中、旅の途中」

元 新聞記者 世界一周旅記録

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【スーダン】怒りの外国人登録と不安のエチオピアビザでアフリカの洗礼

 スーダンでの仕事は二つ。スーダンに滞在していることを証明する外国人登録と、次の国エチオピアビザを取得すること。こういう七面倒臭いことは慣れたつもりでしたが、さすがと言いましょうか、一筋縄ではいかないね、アフリカ。

 

 青空ベットホテルを未明の4時に出発し、延々と続く砂漠を駆け抜けてスーダンハルツームに着いたのは夕方の5時。予定していたホテルが満員だったが、なんとか頼み込み、しばらく使われていない、ものすごく暑そうな部屋に泊めてもらうことにした。早速買った蚊帳を張り張り。

 

 外国人登録

 しかし暑くて、蚊が痒くて眠れなくて、朝5時に目覚めてしまった。せっかくなので24時間開いているという外国人登録に行くことにする。これがもう大変。

 ブログ等の情報では外国人登録は空港内の窓口で行う。ちょっと苦労して探した窓口で、「レジストレーション」と職員に伝える。どの飛行機に乗ってきたのかと職員を訪ねられ、「いやバスです」と答えると、「ここは空港専用だ」と言われる。

 

VS ツムツム親父

 ネット情報ではそんな話は聞いたことがない。ほかの旅人もみんな空港でしている。でも、職員は「ここでは無理だ、10㌔くらい離れた違う場所に行け」という。そしてその職員はツムツムみたいなブロックゲームをしながら僕と会話している。アフリカクオリティなら、「手続きが面倒くさい。だから他へ行け」という可能性も十分ある。

 30分粘ったが、頑として譲らない職員。もしかしたらルールが変わって職員が悪くないかもしれない。ただ、そういう説明はなくここでは無理の一点張り。さらに態度も腹が立ったので、去り際に「ゲームすんなぼけ!!」と大声で怒鳴った。職員は「ゲームは話している間はしていないよー」とほざいていたが、そもそも職務中にゲームしていることがダメだ。

 

VSまとも職員

 ツムツムを信じていなかったので、空港でまとめそうな職員に「レジストレーションをしたい」と伝える。すると、まとも職員は「俺に任せとけ」。心強い味方を連れて再び窓口へ。そいつはこそこそと窓口から紙を受付で手続きをやってくれた。375ポンド。

 しかし、最後はツムツム職員の決済が必要らしい。ツムツムがいない。ツムツムの行方を知らない。「さあ分からんのう。1、2時間帰ってこないだろうのう」と年寄りの職員。しびれを切らして「早くしろ」と連呼してまくると、ようやく職員が探しに行き、ツムツムが登場、しぶしぶツムツムがハンコを押してくれた。
 
 ようやく終わった。と安心していたら、まとも職員がにやっと笑い、手を差し出してきた。どうやら、賄賂をよこせ、いうことらしい。もうどれが本当なのか、めちゃくちゃ。しぶしぶ30ポンドを渡した。ちなみに僕の数日前に同じ工程で外国人登録したいた日本人もいた。

 僕はもう情けなくなった。自分がではない。こいつらがだ。外国人なら絶対必要な手続き。外国人と最初に接するスーダン人がこいつらだ。自分の国を少しでも良く見せたいとか思わないのだろうか。しっかりしろよー

 

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VS門番

 残念な気持ちになりながら、エチオピア大使館に歩いて向かう。エチオピア大使館では、どうやらリュックサック等の荷物持ち込みは禁止らしい。テロ対策だ。おばちゃんの門番に尋ねる。「セーフティボックスとか受付で預かってもらうことはできないのか」。門番は「ノー。門の前に置いとけ」の一点張り。僕は盗まれる気が全くないので、カードやカメラ、パソコンなど貴重品全てををリュックサックに入れるというかなり無謀な旅をしている。

 

 確かに、他の現地人と思しき人は門の手前の芝生に無造作に荷物を置いている。全く聞いてくれないので、芝生にリュックを置き、手続きをすることにした。手続きの1時間は気が気じゃなくて10分おきくらいに見に行っていたが、最終的に無事でなにより。今回の旅で一番心配な時間だった。ビザはアメリカドルで45ドル。

 

 インドやら途上国で大変だったけど、アフリカはレベルが一段階上がった気がする。珍しく大変な一日でした。アフリカの酸いも甘いも楽しみ尽くしてやるぜ。次は今回の旅トップスリー候補になった「墓の上でダンス!!!」

 ジュースをおごってくれた子ども

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