【トルコ】イスタンブール観光。再び、拝啓テロリスト様。
紆余曲折あってやってきたトルコ。4日間の滞在だけだったけど、人よし、雰囲気よし、動物よしでめちゃくちゃ気に入った。ISのテロや、軍部のクーデターがあって治安について少し心配してたけど、2万円分の価値は十分ありでした。
インドの犬と、トルコの犬の格差・・・
ブルガリア・ソフィアからバスで約10時間、早朝に到着したイスタンブールで出迎えてくれたのは、イヌ。
トルコの犬さん、猫さんは超人懐っこい。歩いていると、前を歩いて先導してくれる犬も。違う道に逸れても、ちゃんと振り返ってついてくる。かわええ。耳には狂犬病の注射を打つなどされて管理番号のタグが付いていて、地域で育てている感じに、ほっこりした気持ちになる。
アジアと言えば、カラス並みの扱いを受けている犬。一番極端だったインドの犬は痩せて、いつも疲れ果てていて、近づきがたい。さらに、狂犬病をうつしてインド人を殺しまくってる。トルコでは野生と思われる猫にエサをあげたり、犬をなでたり、可愛がられているためか人間への人懐っこさが全然違う。インドの犬の写真と見比べて見ると、全然違う。
インドの犬がトルコ国内での対応知ったら、全員大移動するやろうな。
アイスですら人を喜ばせるトルコ人
観光はあまりしなかったけど、名物の伸びーるアイス「ドンドゥルマ」は見ていて楽しかった。200円くらいのアイスごときで、お客さんを大喜びさせるトルコ人。国民性を表している気がする。人だかりができてみんな超楽しむ。
でっかいアイスごとのせたり、コーンをとろうとすると避けたり。
ヨーロッパを1カ月半くらい旅していた身としては、トルコ人の親近感がうれしい。ヨーロッパなら道端であいさつしても不審に思われるけど、トルコ人はあちらからぐいぐいと話しかけてくる。親日国なので、日本と分かれば、なおさら。インドよりもうざくなく、ちょうどいい感じだ。
イスラム教国ということもあり、アラブな趣も味わえる。ブルーモスクがきれいだった。広場は住民の憩いの場で、歩いていて楽しかった。
激減した観光客
そんな感じで、楽しく観光していたわけだけど、欧米人やアジア人の観光客はほとんど見なかった。今年6月のイスタンブール・アタチェルク空港の自爆テロを始めとした相次ぐテロ事件、7月に起きた軍部によるクーデター未遂。観光産業が発達しているトルコにとって大きな打撃だというのは、肌身で感じた。外国人向けであろうレストランやお土産屋は閑散としていた。
人よし、雰囲気よし、動物よしのトルコが観光客の選択肢から抜けてしまうのは、本当にもったいない。トルコ人も日本人が大好きなので、寂しい思いをしているだろう。犠牲祭というイスラムの祭りだということもあり、中東系の人が大勢いたが、欧米、アジアからの観光客はほとんど見かけない。
というわけで、ミャンマーに続き再び拝啓テロリスト様
自分たちの主義を主張するのは全然OK。でも、軍とか狙うのは千歩譲っていいけど、普通に暮らしている人狙うんやめようぜ。まじで何にも生み出さない。
子どもじみているけど、それが真理だと改めて思ったのだった。