超絶物価が高い【フィンランド】で節約観光コースを提案したい。ヘルシンキ、ムーミン、サンタ、空港泊
ペットボトルのコーラが3ユーロ(約300円)が平気ではびこるフィンランドは、貧乏人の旅人にとっては鬼門中の鬼門。しかしムーミンワールドやサンタ村、北極圏、オーロラが見れるなど見所もたくさんで、近くに来たのなら避けてしまうのはもったいない。寿命が縮まっていいなら、ぜひ参考に。三十歳以上はやめときましょう。
ムーミン、サンタに会えれば十分でしょ
超貧乏節約モデルコースは、首都・ヘルシンキ、ムーミンワールドのあるナーンタリ、サンタ村と北極圏に位置するロバニエミを巡ります。これ巡れば十分でしょ。
エストニアからフェリーが出ています。フェリー会社によって違いますが、10ユーロ代から30ユーロ代でした。早めに予約すればするほど、安いようです。Wi-Fi、充電可。
宿は空港でしょ
一番の難関は宿の確保です。調べると、最安で30ユーロ以上と貧乏人を殺しに来ています。ロバニエミは50ユーロだそうです。一泊3ユーロがざらにあるインドの10泊分という殺人プライス。ヘルシンキの宿泊では、マックもいいですが、一番はヴァンター空港に泊まってしまおう、というのはどうでしょう。
世界中の空港泊しやすいランキングを集めた恐ろしいサイト「The Guide to Sleeping in Airports」があります。Wi-Fiや寝床の快適度、充電器があるかなど、網羅してます。
サイトによれば、ヨーロッパ第2位。充電でき、寝っ転がれるベンチあり、(普通はひじ掛けがあって横に慣れない)。さらに24時間のスーパーっぽいのもある。空港プライスでなく、普通に安い。Wi-Fiも強め。シャワー浴びれない以外はホテルより快適でした。ヘルシンキ中心部から電車5ユーロなので、10ユーロ。まあ、でも、ヘルシンキってどういうわけか改札がないんですよね…笑
僕は寝袋をひいて、アイパッドを押し車にかけて、プチ映画館を楽しんでました。フィンランドの空港で、のぼうの城。
ムーミンは日帰りで十分
ムーミンワールドはヘルシンキから日帰り。どんなにムーミン好きでも3時間いれば十分。バスでヘルシンキ「Helsinki」からナーンタリ「Naantal」で約2時間半かかり、行き帰り合計36ユーロだった。ここが安い。OnniBus.com - Halpa, nopea ja luotettava tapa matkustaa alkaen 1€ + 1€ varausmaksu | OnniBus.com。バスはWi-Fi、充電器あり。入場料は28ユーロ。時期や申込が早ければたぶんもっと安い。時間が余れば、ムーミン博物館もあり。
サンタ村は移動のほうが長いけど
次はサンタ村は深夜バス、到着したその日に深夜バスで帰ってしまうという、移動の方が長いという殺人プラン。同じくOnniBus.com - Halpa, nopea ja luotettava tapa matkustaa alkaen 1€ + 1€ varausmaksu | OnniBus.com。バスでヘルシンキ「Helsinki」からロバニエ「Rovaniemi」で11時間半の深夜バスに乗る。ロバニエミからはバスで10分間ほどで行ける。行きかえりで70ユーロ。まあ、宿泊費が2泊ういたと思えば、許容範囲と思う。
サンタ村は、北極圏に入る写真を撮って遊ぶのも含めて、1時間いれば十分。スタッフが撮った写真と動画をダウンロードし放題が60ユーロかかる。僕は4人で行ったので、一人15ユーロ。北極圏通過証明書4・2ユーロ。クリスマスに届くポストカードも一人5ユーロくらいで送れる。
寿命縮んでもいいなら試してね
節約で、どうしても見所だけさっと、見たい人はどうぞお試しください。僕はマックに泊まるなど、最終的に5泊6日の旅になり、その間一泊もホテルに泊まらない浮浪者的生活で乗り切りました。200ユーロ用意しましたが、ご飯もスーパーなどで抑えると、バス代はカード払いなので移動代なしにすると、70ユーロも余りました。
ポーランドに到着し、久しぶりのベッドは最高でした。ベッドのありがたさも実感できる素晴らしいプランですね。