【フィンランド】サンタ村観光。本物ってめっちゃ勉強しとるんやな、おみそれ! 【行き方情報あり】
北へ北へ行くうちに、ああ、ここはフィンランドの北極圏。サンタクロースがおるとこまできてしまいました。本物のサンタっていうくらいなので、どんなんなんでしょう。本当に「HOHOHO」って笑って陽気なおっさんなんだろうか。かなり楽しみです。
行き方など情報は一番下に書いてあります。
サンタは北極圏、ロバニエミにいる
フィンランド・ヘルシンキからサンタのいるロバミエミという街にバスで12時間掛けて向かいます。地図でいうと、こんなところ。感慨深いです。
ヘルシンキからご一緒したのは、中国語が堪能な日本人と日本人の子どものマルさん(33)、世界を巡るおみそれ夫妻。マルさんはウクライナの「愛のトンネル」、「ムーミンワールド」とメルヘン観光をともにしたため、互いに恋愛感情を抱きつつある危ない関係の人です。
おみそれ夫妻はおみそれ!夫婦で世界一周の旅というおみそれなブログを配信し、旅人を日々おみそれさせている夫妻です。このロゴがかわいいので、多分しれっと僕の分も作ってくれてると思います。大いに期待してます。
さすが北極圏の街というだけあって、世界最北端のマックがあるらしい。シロクマの肉を使ったハンバーガーがあるに違いない。店員は服もサンタの恰好しているに違いない。
普通ですね。パラッパッパパーアイラビニット、ザ・マクドナルド。そしてよくよく調べると、最北端の座奪われているらしいです。元最北端のマック、世界第二位。哀愁漂うマクドナルドでとる写真は、自然と全員が微妙な笑顔になりました。
マックセットを食べ、中心部から8㌔ほどのサンタクローズビレッジにヒッチハイクして向かいます。サンタ村は北極圏に位置します。到着すると、わくわくしすぎて、ちょっとふざけます。まだまだ半袖でも大丈夫。北極圏は一日中太陽が沈まない白夜があったり、逆にずっと沈んでいたりする時期があるんだよ。下の白線が北極圏のライン。
ここがサンタの家らしい。風情もくそもないですが、サンタイズヒアって書いてある。
今年の世界中の子どもに届けるプレゼントの準備が着々と進んでいました。
サンタとの記念写真が所々にあります。まさかこの人もサンタ村に。衝撃でした。
写真のせていいんでしょうか、中国政府に怒られないでしょうか。日本人はクリス松村だけでなんともいえない気持ちなりました。
この中にサンタがいる。少し緊張してきました。なにを話そう。いざサンタと話すってなったら何を話せばいいのか。「今年のプレゼントは何ですか」はちょっと違う。あなたはサンタさん?も違う。
さあ、サンタと何話そう
おみそれ夫妻のトークの後、僕とマルさんが突入します。トーク番組のゲスト感が出てますね。どうも、どうもサンタさん初めまして。
「おおォ、日本から来たんですかァ、よく来たなァ」とサンタさんまさかの日本語。マルさんが「滋賀県から来ました」というと、「滋賀県は去年迷いましたァ」。「アイフォン持ってないんですか?」と尋ねると「持ってませーん。便利ですかァ」。「滋賀県には友達がいまァす、ひこにゃんさんです」。え、ひこにゃん知ってるの。
ひこにゃんが滋賀県にいるっていえる日本人ってそんなに多くない気がします。すごい。やっぱりサンタさんは世界中の人と話すので、世界中の言葉も世界中のことも知ってるんですな。ものすごく勉強しないといけません。これはおみそれいたしました。
最後にひこにゃんさんによろしくと言付かり、記念写真を撮りました。ひげ持ったらまあまあ嫌な反応されました。「ちょっと、それは」って。確かに、ひげぶちってちぎる大学生おるかもしれんしな。ごめんなさい。
サンタさんよく見ると、ちょっと目が怖いです。ちょっと疲れてますね。一人しかいなんでしょうか。補欠がいるんだろうか。
「HOHOHO」って感じではありませんでしたが、なにはともあれ、本物、天上天下唯我独尊、唯一無二のサンタさんと会うことができました。これは一生の自慢にしてもいいと思います。
もし子どもができて「サンタっておんの?」って聞かれたら、声を大にして「サンタはおる!」って写真を見せようと思います。
旅メモ
ヘルシンキ(Helsinki)からロバニエミ(Rovaniemi)はバスが安い。Onnibusがおすすめ。http://www.onnibus.com/fi/index.htmでインターネットで予約。Wi-Fi完備、トイレ付で快適。行き帰りともに35ユーロ。11時間半。ロバニエミからサンタ村は約8㌔で、バスが出ている。ロバニエミは2016年8月では3千円くらいがホテルの最安らしい。サンタ村では犬ぞりに乗ったり、土産物があり、クリスマスに手紙が届くクリスマスカードのサービスもある。北極圏通行証明書も4・2ユーロで発行してくれる。
▼サンタ村に行ったなら、合わせてムーミンランドも行こう▼