元新聞記者の「世界道中、旅の途中」

元 新聞記者 世界一周旅記録

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【イスラエル空港出国審査→ルーマニア・ウクライナ陸路国境越え】おっさんの後の美女は格別

 イスラエルの世界一出入国審査が厳しいといわれるベン・グリオン空港からルーマニアクルージュ・ナポカ、シゲット・マツマツィエイから国境を越えてウクライナのスラティナ、そして世界遺産の街リヴィウに到着しました。まとめて書きます。堅苦しい記事ばかり続いたので、今回は観光しながら、ゆるーくゆるーく。

  

 みなさんはおっさんが好きですか?

 僕は好きです。おっさんは例外なく、いいやつです。今回は移動情報とともに、おっさんの話。おっさんがあまり得意でない方は、一番最後の美女だけ見てください。でも、おっさんの後だと、美女の美女ぶりが際立つので、おっさんの後に美女を見ていただきたいです。

 

長いのでイスラエル出国審査はどうでもいい人は最初読み飛ばしてください。

 旅程を決めていないいい加減な僕はスカイスキャナーで、イスラエルから一番安い航空券をとれたルーマニアに向かうことにしました。

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 イスラエルの出国審査は本当に世界一厳しい? 

 情報もかねて、イスラエルの出国審査の様子を簡単に。午前9時半出発の航空機のため、3時間前に到着しました。(ほかの人のブログを見ると、3時間前を推奨していたので)
 チェックインを済ませようと、カウンターに向かっていると、女性のおばさんから「こっちに来なさい」とロビーの端っこに連れてかれました。
  職員「パスポートを見せて」。パスポートを見せる。「イスラエルで何してたの?」「観光だよ」「何日いたの?」「5日くらい」「イスラエルに知り合いはいる?」「いない」「あなたがイスラエルにいることを知っている人はいる?」「家族と友達だよ」「どこにいるの?」「日本だよ」「あなたの荷物は自分しか触っていない?」「たぶん」「どこから入国して、どこに向かうの?」「ヨルダンから入国して、ルーマニア」「そこで何をしていたの?(するの?)」「観光だよ」「いつ日本に帰るの?」「1年後?」「どうして?」「アフリカとかも行きたいから」「旅の予算はいくら?」と恐ろしいくらいしつこい質問が繰り返されます。厳しい。

 意外にスムーズに

 ちなみに僕は英語ができないので、聞き返しまくって、おばさんはいら立ってました。最後の予算は日本円からドルに換算して、英語でなんていうかわからんので調べていたら、「もう行きなさい」っていわれました。チェックインカウンターはビップカウンターに通され、なぜか大きい荷物は僕だけ赤いタグを通されました。

 情報ではこの質問攻めがパスポートチェックなどことあるごとにされるということでしたが、一回限り。他は聞かれませんでした。機内持ち込みの荷物チェックもめちゃくちゃ厳しい。入っている本の中までパラパラ。パソコン開かれ、バッグの小さいポケットまで確認され、一つ一つにくまなく金属探知機を当てていました。荷物チェックが終わると、後はスムーズに進み、1時間ほどで終わり、時間がかなり余りました。 

 

 ルーマニアから歩いてウクライナ

 クルージュ・ナポカで数日過ごし、シゲットへ。シゲット近くで陽気なお墓を見学した後、シゲットの中心部から歩いて20分くらい田舎道を通り国境(ピンの一番上)に向かいます。国境審査はパスポートと旅の目的を言って終わり。イスラエルの千分の1のゆるさでした。スラティナはただの田舎街なので、すぐに世界遺産の街リヴィウに向かいます。

 シゲットは宿が限られ、ちょっと苦労したので情報を。

「Cobwabs」に泊まった。ドミトリーで50レイ(1200円)と安く、かなり清潔で快適でした。猫が多くて癒される。場所はかなりわかりにくくて、細い道の奥を入ったところ。ガソリンスタンドの向かいに看板が立っています。一番下のピン。f:id:shosho19890418:20160806201959j:plain

 最初のおっさん

 まずはルーマニアレイからウクライナフリヴニャに換金しなければ。シゲット、スラティナでもどこも取り扱っておらず、おっさんを頼ることにしました。最初のおっさん。僕は何か尋ねるときは、なるべくおっさんか美女を頼るようにしています。

 名札した職員っぽいおっさんがいたので「おっさん!ウェア イズ エクスチェンジ?」。おっさん「ダアダア!」。これはどうやらロシア語で肯定を指していることが後でわかりました。おっさんはわざわざ商店みたいなところに連れて行ってくれ、去っていきました。換金レートは最高によかったです。おっさんいいやつ。握手して別れました。

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 次はリヴィウ行き列車の切符をとるため、駅へ。同じおっさんがぶらぶらしていたので「おっさん!ウェア イズ ステーション?」。おっさん「ダァダァ!」。おっさんはわざわざ駅まで送ってくれました。やっぱりおっさんはいいやつ。握手して別れました。
 愛想がないおばさんの駅員からこの日の午後5時半の寝台列車の切符をとりました。100フリヴニャ(400円)。

 また同じおっさん

 まだ午後1時だったので、食事をとろうと、ぶらぶらしていたら、また同じおっさん。「おっさん!レストラン」。おっさん「ダアダア!」。おっさんはわざわざレストランに連れて行ってくれました。おっさんは勤務時間でしたが、一緒にビールを飲みながら、会話の中で「ニャアニャア」というのがどうやら否定の意味ということが分かりました。
 ダアダア、ニャアニャア。ロシア語萌え。おっさん萌え。おっさんと握手して別れました。

    午後4時ごろに駅で待っていると、完全に僕に懐いたまた同じおっさんが登場しました。ビールを持って一緒に飲みながら、待ちました。家族の写真を見せてくれました。

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 毎回大事そうにカバーから携帯を出す姿がかわいかったです。 

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 最後のおっさん

 おっさんと握手して別れ、寝台列車に乗ると、同じコンパーメントに乗っていたのは、やっぱりおっさん。ロシア語で話しかけてくるけど、まったく意味わからず、とりあえず「ダアダア!」と言いまくって、おっさんを満足させることに成功しました。満足したおっさんはいろんな食べ物を広げて、ごちそうしてくれました。特におしかったのはこれ。

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 「おっさん!これ黒人のあれみたいやな!?」。おっさんはうれしそうに「ダアダア!!」とかぶりついていました。言葉がわからず、むやみに肯定してしまうと大変なことになってしまうので、これからは適当に肯定するのはやめようと思いました。

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 おっさんの後の美女は格別

 午前6時くらいに到着し、宿に到着し、市内を観光しました。宿「Ecotel Ekotel」はドミトリー115フリヴニャ(450円)でめちゃくちゃきれいで、キッチンも使え、最高でした。

 おっさんはいいやつですが、さすがにおっさんばかりだと、おっさん疲れしました。街を歩いていると、民族衣装を着た飴売りの美女がたくさんいます。萌えすぎる。一番好みの美女を探し出し、パンダの形をした飴を買いました。おいしかったです。

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 美女に飢えていたので追跡。音楽を奏でるおっさんと美女。

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 しっかりした表情でドーナツの魅力を伝えている黄色も。

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 思わず、口をぽかんと開けて、足を組み、美女を眺めていました。

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  金色美女とも(お金を払って)一緒に写真撮りましたが、僕のにやけ顏があまりにも気持ち悪くて、トリミングして自主規制しました。

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