元新聞記者の「世界道中、旅の途中」

元 新聞記者 世界一周旅記録

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【バングラデシュ】ダッカを観光。「人が」「人と」「人の」「人は」の人いきれ

 

 ダッカの第一印象は空爆に遭って1カ月後の大都市です。人と車と建物とをミックスジューサーでかきまぜたみたいに、ぐっちゃぐちゃで、何が何だかわかりません。テロもあり、治安もさほどよくないように思われがちですが、カオスぶりが魅力でもあります。当の住民もよく分かってないんじゃないかな。人と人との間を縫いながらダッカを歩きました。

 

 インドよりカオスなバングラダッカ

 稼働しているのか壊しているのか定かでないボロボロの建物の間に人がうごめき、リキシャ、バス、クルマのクラクションの大音量。リキシャもバスも、人が避ける前提で前進してきます。持っている人は少ないと思うけど、スマホいじってる通行人なんか、いません。よそ見してたら、確実にひかれるから。
 バスは、日本で100年運転してもこうなりません。これで現役ばりばりのバスです。銃弾を受けたみたいにガラスにひびが入り、ボディは100万回はぶつかってます。 

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 小さな通りの上を見ると、蜘蛛の巣のように電線が、一面に張り巡らせておるよ。 

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 バングラデシュてどんなイメージありますか。アジア最貧国という不名誉な枕詞を付けられ、ノーベル賞を受賞したグラミン銀行ムハマド・ユヌスは有名です。それ以外は、テレビで見た安い賃金で働く労働者がいるため、工場が増えているとかなんとかやってたくらいしか知りませんでした。

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 数字を見ると、人口は1億5千万と日本よりも大幅に多く、なんと世界7位。北海道の1・7倍の面積しかないので、人口密度は、シンガポールなどの都市国家を抜きに考えると、世界1位だそう。

 

 水資源も豊富で肥沃な地ですが、インフラ整備も雇用も全く追いついていません。まずは真っ黒のブリガンガー川。世界で5番目にひどい水質汚染の川で、一日2200万リットルの工場排水が流れとるそう。魚いるの。食べられるの。一応いるらしいけど、真っ黒です。入りたくないな、と思っていると、子どもが気持ちよさそうに泳いでいました。たくましい。たくましいのか、、、

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  ダッカの下町 オールドダッカ 真のカオスはここにあり

 次はオールドダッカダッカの下町です。いろんな匂いが、いろんな音が入り混じって、圧倒されます。 リキシャにぶつからないように、汚物の水たまりを踏まないように、常に注意しながら歩かないといけないし、外国人が珍しいのかしょっちゅう話しかけられ、握手を求められます。本当に疲れます。インドよりも、もっとカオスというブログもたくさん見かけました。

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 バングラデシュという国が好きになれなさそうで、好きになれそうです。3日でもう十分満腹だけど、また行きたくなりそうです。よくわからんので、これで終わりにします。

バングラの記事はこちら ⇊

旅に出る前に ⇊ 

shosho19890418.hatenablog.jp