元新聞記者の「世界道中、旅の途中」

元 新聞記者 世界一周旅記録

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【ミャンマー】タイから陸路で国境越え。極寒、灼熱、雨雨雨雨雨

 

 ミンガラーバー。タイから陸路でバスや乗り合いバンを乗り継ぎ、乗り継ぎ、ミャンマー最大の都市・ヤンゴンに到着しました。タイ・バンコクから国境越えの様子を記します。

 

 タイ・バンコクからメーソート、これが極寒

 さあ、出発だ。夕方、バンコク中心部から北バスターミナルに向かいます。地元のバス(77番が直通)を乗り継ぎ、ターミナルに向かいます。 

 よし、出発は午後9時半だったな。時間は十分ある。チケットを確認しよう。

 あれ、チケットがないぞ。パスポートと一緒に入れるウエストポーチにも、バックパックにもないぞ。

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 焦らない、焦らない。物をなくす選手権ランキング上位の僕にとって、この程度は日常茶飯事。トラブルのトの字にもなりません。この手の紛失は慣れてます。 

 ターミナルに着き、チケット売り場で「アイ ロスト チケット!!」と再発行を求めます。「ナッシング」の答え。なくしたって通じてないのかも、、、想定内です。

 

 インフォメーションセンターに行き、「アイ ロスト チケット!!」。

 職員さんが「分かった、分かった。俺が一緒に行ってやる」と一緒にチケット売り場に交渉に行ってくれます。事情を話してくれ、他の職員さんが「バスナンバーは?いくら払った?」。「覚えてません」。パソコンで30分後くらい探してくれ、ようやく見つけてくれました。手書きでチケット作ってくれます。

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 お菓子や水がついてきとる。快適、快適。でも、冷房効き過ぎてないかな。寒い。もらった毛布にくるまります。外は真夏並みに熱いのに。どうして、こんな極端なの。凍えながら、朝を迎え、5時ごろにタイとミャンマーの国境の町・メーソートに到着です。メーソートのターミナルから、ソンテウに乗ります。いっぱいになったら、出発です。途中、2回警察に止められ、パスポートの提示を求められます。

 日本人はパスポートの表紙だけでOKでした。ほかのミャンマー人は入念にチェックされている様子。タイとミャンマーの難民、不法就労の問題がいかに両国にとって深刻がうかがわせます。

歴史と教育問題|ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ|海外での活動|活動内容|公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)

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 10分後ほど乗り、タイ出入国ゲートが登場。

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 国境の川を渡る友好橋を渡り、おばさんが軽い感じでテクテク国境を越えます。ミャンマーの入国手続きを済ませる。

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 国境の街・ミャワディ、ここから灼熱

 国境の街・ミャワディで、「ヤンゴンヤンゴン」って行ってると、兄ちゃんに連れられ、この車に乗るよう促されます。「とりあえず、この中にいろ」。今の時間は午前7時です。15000チャット(1500円)。信頼のトヨタです。前の取って付けたようなライトはなんだろう。f:id:shosho19890418:20160604115902j:plain

 

 人がいっぱいになり次第、出発とのこと。8時になりました。誰も乗ってきません。

8時半になると、ようやくちらほら。9時ごろに半分くらいに埋まったので、ようやく出発や。と、思ったら、近くの裏路地に入ったり、戻ってきたり。満員になるまで、ヤンゴンまで向かわない。

 11時ごろようやく本格的に出発しました。午後5時くらいには着くっていう説明です。のろのろと出発です。満員のぎゅうぎゅう詰めで、みんな汗だく。途中、トイレ、休憩、ガソリンなどことあるごとに停車し、全然進みません。ジョウロから水でエンジンを冷やしています。

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 ヤンゴンに到着、雨雨雨雨雨

 途中スコールが降り注ぎます。バイクのカップル、おっさんがびしょ濡れになりながら、走っています。ちょっとかわいそうだったので、写真は控えました。

 午後8時にようやく到着です。何もないただの道路です。ドライバーに聞きます。「ここはどこ?」「ヤンゴンや」。

「ホテルいっぱいある中心部行きたいんやけど」。「タクシーに乗れ。ヘイ、タクシー」。

 ドライバーがタクシーを止めます。仕方ない。値段交渉して、タクシーに乗ります。

この時はずっとどしゃ降り。中心部についてから、ホテルを探そうと思っていましたが、雨がきつい。運転手のおっさんに、前もってメモしていたゲストハウスの名前と、住所を教えます。「分かった」。

 40分後ほど車を走らせ、「ここらへんなんだけどな」と運転手が降りるよう促してきます。「見つかるまで、降りんからな」と一緒に探します。おっさんが必死に地元の人に聞き込みをして、ようやく見つけました。

 調べると、今は雨期らしいですな。海外旅行するときは事前に調べておこうね。 独房のような部屋に押し込められます。これが清潔で、スタッフも親切で、かなり居心地がよかったので、オススメなんですけどね。9ドル。traveller s hotel

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 今のところミャンマーはいいお思い出がありませんが、ミャンマーは昨年11月の総選挙で、アウンサンスーチーが率いるNLDが軍事政権に大勝したことで、脚光を浴びました。どうしても行きたかった、今が旬の最も熱い国の一つです。観光客も近年はかなりの勢いで増えているそう。ミャンマー旅が楽しみです。

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