【モンゴルツアー前編】移動する家、ゲルに泊まった。どうやら4日間風呂入らなくても生きていけるらしい
サインバイノー。遊牧民の家屋・ゲルに泊まり、家畜ともに暮らす彼らの生活を垣間見るツアーに参加してきました。
羊が闊歩する道路を抜けると・・・
モンゴル最大の都市であり首都・ウランバートルを出発し、こんな感じの羊やらやぎがワヤワヤいる道を進み、最後は舗装されていないわだちほどしかない道を抜け、ゲルが見えてきました。西へ約300キロ、約8時間かかりました。
わっ、絵に描いたようなモンゴルの遊牧民が迎えてくれた。
ゲルはこんな感じ。ゲルの周りは、家族が所有している家畜がたくさん。みんな食べられてしまいます。ぱくぱく。
どうして子羊はなつっこいの?
親羊は必死に逃げるのに、子羊は「メエメエ」ってついてきてかわいい。子羊だけ人懐っこい理由は、後でわかりました。
ラクダに乗せてもらったり、羊を追いかけて遊び、モンゴルの自然と満喫していると、馬に乗った兄ちゃんが登場。まんがみたいな登場シーンでかっこいい。
しばらく観察していると、兄ちゃんが3メートルくらいの縄付きの棒を持って、群れに突入した。モーセの奇跡のように、道を開ける羊とやぎ。
連行される羊
あ、捕まった。大人羊が一頭連行されます。その後を子羊がついていく。
今日のごちそうはこいつか。怖いもの見たさでついていくと、
なんだ、子羊に乳をやってるだけか。子羊は自分で親羊の乳をもらえないので、こうやって捕まえて強制的に乳を出させるそうです。
のんびり、ゆっくり、自由な暮らし
彼らは約1千頭の群れを所有し、自然とともに暮らしています。風呂もほとんど入りません。いつもより時間がゆっくり流れている気がします。子どもは自由に遊びまわっているし、大人もせかせかした感じでなくのんびりしているような気がします。
それにしても壮大な眺め。群れの真ん中に突入し、地面はうんこだらけだけど、寝っ転がってみました。空は青いです。隣は羊がメエメエ鳴きながら草食ってます。
なんでもあるけど、なんにもないよー。なんにもないけど、なんでもあるよー。
旅メモ
ツアーは、ゲストハウス(サンバイゲストハウス)が企画している4泊5日にツアーに参加しました。欧米人と、オーストラリアに永住する日本人の女性が参加していました。毎日3食、寝袋、水込みで270ドルと格安でした。ガイドもドライバーもとても親切でした。
後編はこちら ⇊
旅に行く前に ⇊